2014年01月22日

足湯隊能登派遣に行って

7年目の被災地~能登はやさしや土までも~ No.3

被災地NGO恊働センターです。2013年の年末に当センターが事務局を担っているKOBE足湯隊の学生さんと共に能登半島を訪ねました。7年目を迎えた被災地、能登をレポートしていきたいと思います。今回も一緒に能登半島を訪ねた学生さんの感想を紹介します。

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足湯隊能登派遣に行って
橘 苑実さん(神戸大学2回生)
 今回の能登派遣は、わたしにとって初めての足湯でした。能登行きが決まったのは、派遣に行きたい、と思い始めていた時と、たまたま予定していた人数に空きができた時が重なったためでした。そんな運とタイミングが重なって叶った初めての足湯でしたが、門前町の集会所において、来てくださった方々と学生とがお話をしているときのゆっくりした空気に、心がとても温かくなったのを覚えています。皆自分たちが若かったころや、この地域の生活について笑顔で話をしてくださり、学生たちはそんなおじいさん、おばあさんたちの周りに自然と集まっていきました。お話は足湯を行なう最中にも続き、同級生や先輩方の行なう足湯を見ながら、震災当時は、たとえひと時でも、地震の脅威に疲弊した人たちの心がこうして休まっていたのだと思いました。その集会所での足湯には何物にも代え難いゆったりとした空気が流れており、足湯を終えた方たちがお帰りになるときはとてもさびしく感じました。
能登半島地震のプレート(能登レポート3).jpg
能登半島地震についてのプレート

 能登ではたくさんの出会いがあり、とても3日間の出来事とは思えないほどでした。一人ひとりの名前を覚えようとあだ名で呼んでくださっていたUさん、二日目に夕ご飯をご一緒したFさん、Mさん、初めて会った私たちをご自宅に招いてくださったTさん、穴水社会福祉協議会のみなさん、小牧壮年団の方々など、多くの方が、私たちを暖かく歓迎し、訪問をとても喜んでくださいました。そのたびに、震災当時の足湯隊の活動によって生まれ、続いてきたつながりの強さ、暖かさに驚かされました。ある方が、「(様々な事情で)今回の派遣に来ないという選択肢もあったはずだけど、(結果的に)来るという選択肢をとったことで、今の出会いがある」と仰っているのを聞いた時、私は「来る」ことができてよかったと心から思いました。
牡蠣をごちそうになりました!(能登レポート3).jpg
牡蠣をごちそうになりました!

 しかし同時に、今回の能登派遣では、震災当時のお話から始まり、公営住宅での問題や過疎化についてなど、能登が抱える様々な問題についてたくさん耳にすることになりました。地震で生まれた問題に加え、地震をきっかけに表面化したまちの問題も、今なお能登半島にはたくさん残っているのだと思いました。
暖かい経験をたくさんさせていただいただけではなく、そのような震災後のまちが直面する重大な問題について、これからも継続的に考えていかなければならないということに改めて気づかされた3日間でした。
道中のお寺にて(能登レポート3).jpg
道中のお寺にて

※ブログもぜひご覧ください!(http://ngokyodo-noto.seesaa.net/
KOBE足湯隊は被災地に足湯を届け、人と人とをつなげる・つながる活動をしています。
KOBE足湯隊の活動にご協力をよろしくお願いします。
〇郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
  *連絡欄に「足湯隊」と明記下さい
〇ゆうちょ銀行 支店番号:一一九(イチイチキユウ)店/店番:119/当座0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター
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2014年01月16日

7年目の被災地~能登はやさしや土までも No.2

被災地NGO恊働センターです。

2013年の年末に当センターが事務局を担っているKOBE足湯隊の学生さんと共に能登半島を訪ねました。7年目を迎えた被災地、能登をレポートしていきたいと思います。今回からは一緒に能登半島を訪ねた学生さんの感想を紹介します。

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奥澤絢子さん(神戸大学2回生)
 3日間でたくさんの人と出会いましたが、どの人も「遠くからよく来たね」「会えて嬉しい」「またおいで」など、たくさんの温かい言葉をかけてくださり、足湯隊が能登の人たちに愛されていることを実感しました。そして、一回目の派遣から足湯隊を知っている方々のお話を聞き、6年という足湯隊と能登の人たちとの付き合いの深さを感じました。
鹿磯の風景(能登レポート2).jpg
 海風が非常に冷たくて、しばしば体調を崩して辛い時もありましたが、たくさんの温かい方々に出会い、美味しいものをたくさん食べ、きれいな景色に感動し、身も心も一杯になった3日間でした。
 最後の派遣になるかもしれないとのこでしたが、私はまた能登に行って、今回出会った人たちと会いたいです。それから、お熊甲祭りにもぜひ参加したいです。
能登半島の夕日(能登レポート2).jpg

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2014年01月09日

7年目の被災地~能登はやさしや土までも~ No.1

被災地NGO恊働センターです。2013年の年末に当センターが事務局を担っているKOBE足湯隊の学生さんと共に能登半島を訪ねました。7年目を迎えた被災地、能登をレポートしていきたいと思います。

能登半島地震は2007年の3月25日に発生した。マグニチュード6.9、最大震度6強の大きな地震だった。全壊家屋684棟、半壊家屋1733棟、一部損壊26932棟と住宅に大きな被害が出た。また、残念ながら1名の方がこの地震により亡くなってしまった。
中越・KOBE足湯隊(現KOBE足湯隊)が結成されたのもこの地震がきっかけだ。地震発生の5日後の3月30日から現地入りし足湯ボランティア活動を行ってきた。それ以来、20回以上にわたって能登半島に通い続けている。私もこの災害をきっかけにボランティア活動をはじめた。

能登半島には「能登はやさしや土までも」という言葉があるが、今回の訪問ではまさにその言葉を実感することになった。久しぶりの訪問となったが、みなさんが暖かく受け入れてくださり、お話を聞き、一緒にご飯を食べお酒を飲んだ。鹿磯集落のUさん、輪島のFさん・Mさん、穴水のHさん、偶然温泉で出会ってお寺に招いてくださったTさん、小牧壮年団の皆さん…。しかし、ふとした時に「ポツリポツリと人が亡くなったり出て行ったりして、さみしくなるよね」とおっしゃる方もいた。そんな皆さんに私たちはどんなことが出来るのだろうと考えてみる。口々に「来てくれるだけでいいんだよ」とおっしゃってくれた。

KOBE足湯隊も世代交代が進み、能登半島地震発災当時のことを知るメンバーは数少ない。そうした中、地震から7年経った能登半島と今後どういった関わりが出来るのかを今回の訪問をきっかけに考えていきたい。(事務局・頼政良太)
能登の名所・千枚田(能登レポート1).jpg

※次回からは一緒に訪問した学生の感想も紹介していきます。

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