2014年03月27日

能登半島地震から7年

被災地NGO恊働センターです。

2013年の年末に当センターが事務局を担っているKOBE足湯隊の学生さんと共に能登半島を尋ねました。7年目を迎えた被災地、能登をレポートしていきたいと思います。
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 2014年3月25日で能登半島地震から丸7年が経ちました。KOBE足湯隊は2007年の発災以来、能登半島に関わっています。(当時は中越・KOBE足湯隊)近年は金銭的な面や卒業などによるメンバーの交替などで、なかなか能登半島に関われていませんでした。そんな中、7年目の被災地の能登半島にどのような関わりが持てるのか、関わりは必要なのかについて考えるため12月に能登派遣を行い、3月21日(金)に報告会とワークショップを開催しました。
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▲ワークショップの様子

 能登派遣に行ったことで、様々な課題も見えてきました。復興住宅に集会所が無く、集まれる場がないこと。また、周りにも住宅や公民館などが無く孤立化してきていること。そして、一番大きな問題が過疎化の問題です。能登半島は地震の被災地でもありますが、過疎化の問題はむしろ地震前からの課題です。よく地震によって地域の課題が加速したと言われますが、まさにそうした現実に直面しているのが能登半島です。例えば穴水町の高齢化率は41%です。穴水町の復興住宅は民間借り上げなので、20年の期限がくれば家賃の問題や引っ越し問題(※)などが発生します。しかし、穴水町の方は20年後には復興住宅どころか「町がなくなるかもしれない」という危機感を持っておられました。こうした問題にKOBE足湯隊としてどれくらい関われるのか、学生たちもイメージがわかないというのが正直なところでした。
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▲OBOGも参加しました

 一方で、7年経つからこそ関わりを、という声もあります。報告会に参加してくださった方の中には、「まだ関わりを持っているんだ。私は忘れてしまっていたけど、若い学生がいまだに活動していて感動した」とおっしゃっていた方もいました。また、住民の方からも「自分たちも地震のことが風化してしまっている。遠くから来てくれることで思いだし、風化しないことにつながると思う」とおっしゃっていました。
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▲発表の様子

 やはりキーワードは「つながり」なのではないかと思います。7年経っても関われるのはつながりがあるからこそではないかと思います。つながりがあることが、能登の方々への力になるんではないか、どうやってつながり続けることが出来るのか、具体的な取り組みも含めて検討し活動を継続していきたいと思います。

 阪神・淡路大震災後の1995年12月の神戸宣言にも同じことが書いてあります。

被災地の私たちは、自ら「語り出す」「学ぶ」「つながる」「つくる」「決める」行動を重ね、新しい社会システムを創造していく力を養っていくことから、私たち自身の復興の道を踏み出していくことを、強く呼びかける。

 能登の今後を考えても、この神戸宣言と同じようにヨソモノと当事者が一緒になっていくことが必要ではないかと思います。

※発災から20年経つ神戸でも同じ問題が発生しています。参考:神戸新聞http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201403/0006754245.shtml


※ブログもぜひご覧ください!(http://ngokyodo-noto.seesaa.net/
KOBE足湯隊は被災地に足湯を届け、人と人とをつなげる・
つながる活動をしています。KOBE足湯隊の活動にご協力をよろしくお願いします。
〇郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
  *連絡欄に「足湯隊」と明記下さい
〇ゆうちょ銀行 支店番号:一一九(イチイチキユウ)店/店番:119/当座0068556/受取人名:ヒサイチNGOキヨウドウセンター
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2014年02月26日

ボランティアから知り合いへ

被災地NGO恊働センターです。

2013年の年末に当センターが事務局を担っているKOBE足湯隊の学生さんと共に能登半島を尋ねました。7年目を迎えた被災地、能登をレポートしていきたいと思います。
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「ボランティアから知り合いへ」 

  穴水町の復興住宅は「やすらぎマンション」という集合住宅だ。18世帯分の部屋があり、復興住宅として現在入居されているのは11世 帯ほどだそうだ。仮設住宅から復興住宅に移られたすぐのころは、鉄の扉でぱしゃんと閉められて、なかなか皆さんの顔が見えないという声がよく聞かれてい た。仮設住宅にいるときは、「みなさんどうですか?」という声かけも出来ていたが、復興住宅では声がなかなか届かない状態になってしまった。

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▲やすらぎマンションの外観

 穴水町のボランティア連絡協議会では、「あした塾」という活動をしているTさんが毎月1回の訪問活動を行っている。最後の一人まで見守っていこう、を合言葉に「あした塾だより」を届ける活動をしている。
  Tさんが5年間活動を継続する中で、だんだんと顔が見える関係になっていき心を許して話せる関係になっていったという。仮設住宅から復興住宅へ移って2年 が経った頃に、「ようやく落ち着いた」と話される方もいたそうだ。このお正月に年賀状を出させていただいたのだが、そのお返事にも「ようやく落ち着きまし た」と書かれていた。
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▲やすらぎマンションの看板

 仮設住宅では、ストレスは様々あるけれども周りの人の顔が見えるからホッとする部分や元気が出る部分はあるが、復 興住宅では本当に付き合いがなくなってしまう。そういった孤立感が、2年3年と毎月顔を見せることで和らいでいき、気持ちが落ち着いてきたのではないだろ うか。それは、被災者とボランティアという関係を超えて、知り合いの関係になっていったからだとTさんはおっしゃっていた。

穴水の仮設集会所(能登レポート7).jpg
▲穴水の仮設集会所の様子

  被災者とボランティアという関係から、知り合いの関係へと変わっていく。それは、人とのつながりが人を支えているということに他ならないだろう。復興住宅 では、訪問活動以外では、たまのイベントでしかつながりが出来ないという。遠いところから想いを馳せる足湯隊として、どのような「つながり」が作れるの か、これからしっかりと考えていきたいと思っている。(頼政良太)

※3月21日(金・祝)13:30〜能登半島派遣報告会を開催致します。
  詳細はコチラへ→http://ngokyodo-noto.seesaa.net/article/389838736.html

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報告会「能登半島地震から7年を迎えて 〜能登はやさしや土までも〜」開催

「能登半島地震から7年を迎えて〜能登はやさしや土までも〜」

2014年3月25日で能登半島地震発災から8年目を迎えようとしています。能登の被災地の現状をとりあげ、地震から時間が経った被災地と、ボランティアの関わりについて考える会を開きます。一緒に参加してみませんか?

○タイムスケジュール
13時〜 受付
13時半 〜 昨年の能登派遣の報告
休憩、アイスブレーク
14時半〜 グループワーク
「地震から8年目を迎える能登とどのように関わっていくべきか?」

この会は能登中心の話にはなりますが、問題点、課題等は色々な被災地に通ずるところがあるはずです。ぜひご参加下さい。

日時:3月21日(金・祝)13時半〜16時半
参加費:無料
会場:六甲道勤労センター5階 会議室E
(JR六甲道改札出て南すぐ、メイン六甲内)

参加する方はKOBE足湯隊代表大坪(yuru.kyk1011★gmail.com )までご連絡下さい!
※★を@に変えて送信ください。
posted by 能登 at 13:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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